まぼろしのりんごはふるさとの味
井田正代さん(三町目大明)
自家焙煎珈琲&ギャラリー遊の丘
ママさん
西田町三町目の眺めのよい丘の上にある「ギャラリー&カフェ遊の丘」のママさん
井田正代さんに、お店を飾るかわいい小物のことや、人気の熱々アップルパイのことなどをうかがいました。
モルタルのミニチュアハウス
遊の丘の店内やガーデンには、かわいらしいミニチュアハウスやドアなどがあちこちに飾られています。
多肉植物が植えられているものもあります。
これらはなんとママさんの手作りでした!
「粘土だと溶けてしまうから外には置けないけど、モルタルは雨風に強いから外にも置けるし、こうしてほら、中に観葉植物を入れることもできるでしょう」
モルタル造形や彫塑は、お店を開くずっと前からの趣味だったそうです。
「今お店に飾っているものは、自粛中(新型コロナのため)お店をお休みしている時に、時間があったので作ったもの。
いつもはギャラリーを予約してくださったお客様の作品を飾っているけれど、コロナの影響で空いてしまって、なにもないのも寂しいので、自分の作品を出しています」
取材にうかがった6月はちょうどバラの季節。
ミニチュアハウスを華やかに彩ります。
みなさん、ぜひ見に来てください!
「まぼろしのりんご」とアップルパイ
ママさんの実家は福島市の果樹農家です。
開拓時代に山をけずってリンゴやナシの木を植えるところから始まった古い果樹農家です。
その時代に植えた昔からのリンゴの木を、お父様の代に、果樹農家のお友達に何本も分けてあげたそうです。
それが今「まぼろしのりんご」と言われるようになった貴重なリンゴ、遊の丘のアップルパイの材料です。
「まぼろしのりんごは紅玉に似た甘酸っぱい味がする、お菓子向きのりんごです。
だから遊の丘でアップルパイをお出しするのは、仕込んでおいたこのまぼろしのりんごがある時期だけ。
あつあつをほおばっていただきたいので、手に持てるような形を工夫しました」
ママさん手作りのあつあつアップルパイ
ここでしか食べられない絶品です(*´▽`*)…
今年もリンゴが実るのが待ち遠しい!!
自家焙煎珈琲&ギャラリー遊の丘
福島県郡山市西田町三町目字大明116-10
電話 024-971-3687
営業時間 11:00~16:00
定休日 日、月、火曜日
※ランチは予約制です
https://www.facebook.com/自家焙煎珈琲&ギャラリー遊の丘