昔話 〜三町目〜

木の伝説~一里松

「一里松」と呼ばれる松が、高柴と三町目の堺にある。 昔、坂上田村麻呂の子孫である田村古哲が三春城と高野城を築いたとき、三春の大手門から一里(約4㎞)の地に植えたと伝えられている。 松は枝を広げ、日ざしの強い日は木陰が旅人 […]

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日枝神社のウシ

昔、ある家の息子が胸の病にかかった。 「息子の病が治りますように」母親は山王様(さんのうさま)に21日の間願(がん)をかけてお参りをした。 満願(まんがん)になった日、母親が息子の看病をしながら、つい居眠りしていると、 […]

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和紙を漉く(すく)村

昔、西田町大田に住んでいた雪村という画僧が、近くの矢島川の川岸で、和紙を漉いていた。 雪村は近くの村人にも、和紙の製法を教えたといわれている。それ以来、雪村から教えられた製法はずっと伝承され、三町目地域では近年まで、20 […]

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