昔話 〜鬼生田〜
白岩川の御前淵(ごぜんぶち)
西田町土棚を流れる白岩川にまつわるお話。時代は今から約八百余年の昔にさかのぼります― 鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとのよりとも)の弟、義経(よしつね)には、静御前(しずかごぜん)という美しい恋人がいた。 不仲になった兄 […]
子産坂(こなしざか)
西田町鬼生田には、子産坂(こなしざか)と呼ばれる地域があります。そこにはこんな2つの昔話が残っていました。 子産坂 その1 むかし、ある主婦が鬼生田の坂に行きかかった時、その坂があんまり急なので流産してしまった。それ以 […]
藤石の藤(ふじ)と櫟(くぬぎ)
むかし、鬼生田の柳田高地という山奥で大きな石を割ると、そこから藤が出てきた。そして、その藤のつるは、かたわらの大きなくぬぎの木にからまりついた。 ある山師がそのくぬぎの木を切ろうと斧を入れたら、山師の眼はつぶれてしま […]
菖蒲ケ池(しょうぶがいけ)
西田町鬼生田の石畑に伝わるお話 石畑の近くに池があった。むかし、その池の近くで女の人が産気づいた(赤ん坊が生まれそうになった) ちょうどそこに通りかかったえらい人がお産を手伝って、赤ん坊を無事にとりあげてやった。そしてそ […]