原真児校長先生は、西田中学校の最後の、そして西田学園の初代校長先生です。
この4月に赴任された、郡山市立第二中学校に伺ってお話を聞いてきました。
西田中学校閉校について
西田中学校に来る前は、教育委員会、西田学園を開校する準備をする部署にいました。
学校を閉じる、新しい学校をつくるというのは、誰もあまり経験したことがありません。モデルになるものがないので、自分で考えてやらなければいけませんでした。
保護者の方や地域の方の理解を得ることを一番大事にして、そこを中心に進めました。
小学校は閉校に集中する、中学校は西田学園の開校に集中すると役割分担をしました。
だから中学生は、閉校になったというより、新しい学校になったという意識のほうが強かったと思います。
西田学園開校について
中学校にずっといて、一度小学校の経験があるので、小学校でやってることも、中学校でやってることも、両方わかってはいました。でも、一つの学校で両方やるというのは想像できませんでした。
文化祭や運動会などの行事を、どうやってすり合わせていったらいいのか。まったく初めての経験だったため、先生方とよく話し合って考えていきました。
一方、新しい学校を作っていくという期待感もありました。
西田学園の子どもたちへメッセージ
今学校にいる小学生中学生は、西田学園という新しい学校の土台をつくっている子どもたちです。
これから、西田学園が未来に向かって、どんどん素晴らしい学校になって、それとともに西田の町がもっともっと魅力的の町になっていくのは、今いる児童生徒が、一生懸命学校で生活することによって成り立ってくると思います。
だからみなさん、毎日楽しく生活してください。
これからのI♡NISHITAについて
新しくプロジェクトをつくるのは大変だけど、できてしまえばあとはその中で魅力的な部分を引き継いでいけばいいだけです。
自分たちが魅力的だな、楽しいなと思える情報を載せていく。
西田学園の卒業生はみんなI♡NISHITAにかかわる、みたいになってくれればいいですね。