三春人形木型  県指定重要有形民俗文化財(昭和33年8月1日指定)

説明

江戸時代に作られた張り子人形の木型。
高柴デコ屋敷で張り子人形を作るときに使用されていた。

張り子人形は、木型に和紙をはって作られるので、木型はとても大切にされる。
代々使われた木型が大量にある中から、特に芸術的価値の高い28点が文化財に指定された。
高柴デコ屋敷内の、デコ屋敷資料館で見ることができる。

所在

〒963-0902
福島県郡山市西田町高柴字福内41
高柴デコ屋敷内(見学可)

もっとくわしく

三春人形は、高柴デコ屋敷と呼ばれる西田町高柴福内館野地区で作られている。
いつ頃から作られるようになったかは不明だが、江戸時代後期にはすでに作られていた。

 [三春人形の種類]
①信仰・縁起物(牛乗り天神など)
②達磨
③節句もの(金時など)
④歌舞伎もの(和藤内など)
⑤風俗もの(踊りなど)
⑥動物(玉兎など)
⑦面

関連ウェブサイト

参考文献

『郡山市の文化財』   
監修 郡山市文化財保護審議会
発行 平成13年3月
編集  郡山市教育委員会文化課