高柴デコ屋敷の子育て木馬

説明

子育て木馬というのは、高柴デコ屋敷で現在も作られている小さな木彫りの馬のこと。
延暦14年(795)坂上田村麻呂がこの辺りで戦った時の伝説が、その由来となっている。

昔話 〜高野〜

三春のお殿様からいただいた『高柴村製木馬伝来の記』の版木が今も残っており、橋本広司民芸前の[デコ屋敷資料館]で見ることができる。

ここには「高柴村の農夫三家の作に限る」と書かれているが、現在も昔通りの子育て木馬を作り続けているのは、橋本広司民芸一軒である。

これで遊ぶ子供は健やかに育ち、疱瘡(ほうそう)・麻疹(はしか)も軽くすむのだそうだ。
また、三粒の大豆をエサとして木馬に与えると子宝に恵まれるといわれている。