旧高野小学校の校歌に
「こやだて山に 照る日の燃ゆる♪」
という一節があります。

さて、どんな山なのでしょうか。
郡山市教育委員会が発行した『郡山の伝説』の中に、その名前を見つけました。

小屋舘山

西田町丹伊田、板橋、高柴の三大字にまたがる高野地域最高地である。
高野陣小屋跡ともいわれ、現在は、小屋館山といっている。

延暦年中の昔、蝦夷(えぞ)征伐に来た坂上田村麻呂軍が、この山に陣小屋を建てたところといわれている。
その後、岩崎庄衛門三郎隆頼が居住していたと伝えられている。

(西田町 岩谷文輔)

『郡山の伝説』
昭和61年3月10日発行
監修 東洋大学教授・文学博士 大島建彦
発行 郡山市教育委員会
編集 郡山市教育委員会社会教育課

I ♡ NISHITAマスコットキャラクター応募作品「西日くん」

I ❤ NISHITA ―コメント―

丹伊田には今でも「岩崎」という名字の家が多いのですが、小屋舘山に住んでいた岩崎庄衛門三郎隆頼の子孫かもしれませんね。

こやだて山の麓には「じゃまくら石」という石があって、その石にも昔話が残っています。

西田学園の6年生が調べたこの昔話は、I ♡ NISHITAウェブサイトの「在校生のページ」から読むことができます。
ぜひそちらもご覧ください!