雪小町―金賞のお酒『袋吊り』
西田町で造られるお酒『雪小町』にも、いろいろな種類があります。
・雪小町大吟醸51号袋吊り
・雪小町純米大吟醸山田錦
・雪小町純米大吟醸生原酒
・雪小町純米大吟醸美山錦
・雪小町大吟醸美山錦造り
・雪小町純米吟醸55
・純米酒雪小町端麗美味
・雪小町純米酒
・雪小町純米吟醸原酒
・雪小町手造り吟醸
・雪小町特別本醸造
・雪小町純米吟醸冷やおろし
・特撰雪小町
・銘醸会甘口
・銘醸会辛口
・厳撰辛口
・辛口醇爽
・氷の酒美氷
・苺酒いちござけ
・梅酒うめしゅ
今回はこの中から、数々の鑑評会で入賞をしている『雪小町大吟醸51号袋吊り』を紹介します。
「大吟醸」ってどんなお酒ですか
「吟醸」というのは「吟味して醸す」
つまりていねいにこだわって作っているという意味です。
具体的に言うと、よりよく磨いたお米を、通常よりも低い温度で長時間発酵させる方法です。
吟醸造りによって、フルーティで華やかな香りが生まれます。
お米を磨く?
ふだん食べている白いご飯と同じように、日本酒造りに使われる米も精米されます。
ご飯の精米は、玄米の外側のぬか(茶色い部分)を取るだけですが、お酒の場合はさらに削っていきます。
ラベルを見ると、「精米歩合 40%」などと書いてありますが、これは使う部分の割合を指しています。玄米の外側から60%を削って、芯の方の40%を使うということですね。
このお米を削ることを、「お米を磨く」とも言います。
大吟醸はお米を50%以下の精米歩合にしているお酒です。
『袋吊り』 変わった名前ですね
「袋吊り」とは、一番手間のかかる大変贅沢な酒搾り方法のことです。
機械でしぼらず、モロミを入れた酒袋から自然にしたたり落ちるしずくを集めます。
とれる量が少ないため、とても貴重で高価な酒となります。
『雪小町大吟醸51号袋吊り』は、原料米に山田錦を使用し、低温醸造した大吟醸を「袋吊り」した自然落下雫酒です。
吟醸蔵51号タンクで限定醸造されています。
どんな味わいのお酒ですか
大吟醸による華やかな香りと、豊かに広がる口中香が魅力です。
そして圧力をかけずに袋吊りでしたたるしずくを集めているので、雑味がない澄んだ味わいを持つお酒です。
時間と手間を惜しむことなくかけられた、透明感のある日本酒の旨味を、ぜひ一度味わってみてください。
関連ウェブサイト
酒の櫻家